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読書をしている方に聞きたいです。
「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」
ことがありませんか。ブログ読者の皆様に、読書をお勧めしている以上、皆様には読書をするだけでなく、その内容を記憶してほしいと思っております。そして、本のアドバイス通りに実践することで、実生活に役立ててほしいと思っております。
今回紹介する「読書脳」は、記憶に残す、どんどん頭がよくなる読書術を私たちに授けてくれます。
気になった方はこの記事を読み進めてみてください。
この本を読んでほしい人
記憶に残る読書術を身に着けたい人
著者紹介
樺沢 紫苑
精神科医、作家。1991年、札幌医科大学医学部卒。SNSや書籍を用いて、精神医学の知識を発信されておられる先生です。
先生の書かれた本は、科学的根拠に基づいているため、とても信頼性が高いと感じます。本書以外にも、『学びを結果に変えるアウトプット大全』や、『学び効率が最大化するインプット大全 』といったベストセラーがあります。これらもいずれは紹介します!
本の要約
キーワードは「アウトプット」と「スキマ時間」
結論から言うと、読書を記憶に残すには、「アウトプット」が不可欠です。
例を挙げると、エビングハウスの忘却曲線の実験では、得た情報は一日後には74%も忘れてしまうとの結果が出ています。対象とする情報が意味のないアルファベットの羅列だったため、意味のある情報や大切な情報ならそこまで忘れないとは思います。
しかし、人間は情報を忘れるようにできているため、本で読んだ内容も、1か月後くらいには細かいところをほとんど忘れているはずです。
忘却を防ぐためには復習が必要です。本書では、復習として「アウトプット」をおすすめしています。具体的には、本の感想をノートに書いたり、SNSに投稿したりすることです。SNSに感想を投稿する際、内容を頭の中で整理できるため、これが勉強における復習に相当するでしょう。
加えて、今の時代は個人の発信力が求められています。SNS投稿を通じて、文章力や発信力を鍛えられるでしょう。

また、本書では「スキマ時間」に本を読むことをお勧めしています。読書なんてする暇がない、という人は多いのではないでしょうか。しかし、本当にそうでしょうか。
あなたには、受動的な時間はどのくらいありますか。受動的な時間とは、目的もなくSNS、Youtubeを閲覧したり、ゲームをしたりする時間です。通勤や通学中の電車の中、休み時間など、スキマ時間はだれにでもあるはずです。そのスキマ時間を読書に費やすべきだと著者は主張しています。

読書を勧める理由
これについては私も大いに共感できました。
- 知能が高まる
- 地頭がよくなる
- 脳が活性化する
- 問題の解決策を提示してくれる
といったことが本書に書かれていました。4つ目の項目について、解決できる・コントロール可能と知るだけでストレスは2/3まで軽減すると書かれていました。解決していないにもかかわらず、気持ちが軽くなり、ストレスが減るのです。
私が本を読んで実践したこと
本の要点や気になったことをノートに書く
本は、ただ読むだけではすぐに忘れてしまいます。たとえそれが面白い本だったとしても、です。私は本を読みながら、メモを取るようにしています。重要なところは見逃さないように読むため、必然的に集中力が高まります。
メモを取りながら読書することで、ただ単に文章を読むのではなく、能動的に読めるようになります。
加えて、夜寝る前などにノートをぱらぱらと眺めることで、復習になり、記憶に定着しやすくなるためおすすめです!
ブログの執筆
このブログのことです。この記事を書いているのは、ブログを開設してから2週間後くらいです。まだまだ文章が稚拙だと感じますが、あと1年続ければよりよい記事を書けるようになっていると信じて毎日書いています。

実は、ブログを書いている理由は他にもあります。それは、ブログのトップページにも書いてあるように、一人でも多くの人に読書を好きになってほしいという思いを発信したかったためです。
読書をおすすめする理由を話すと長くなりますが、私個人としては自己成長のために読書をしています。すなわち、一種の勉強だと思っています。終身雇用が終わりを迎える今の時代、私は、自己成長は欠かせないと考えています。
生成AIなど、社会の変化が激しい時代に、職場で活躍し続けるには新しい知識・技能をインプットし、仕事に活かす(アウトプット)ことが大切です。インプットのためのツールとして、読書は最適だと思います。
このブログを通して、大人になっても学び続けることの大切さ・楽しさを伝えられたらいいなと思いながら、ブログを書いています。

まとめ
今回は、精神科医 樺沢 紫苑先生が書かれた、
読書脳
を紹介しました。読書の内容を記憶するには「アウトプット」が大切であると説明しました。また、読書は「スキマ時間」にこそすべきだと説明しました。
読書習慣がない人は「スキマ時間」を活用して本を読む楽しさを知ってほしいです。また、読書の内容をあまり記憶していない人には、「アウトプット」してみることをおすすめします。
もっと詳細を知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。
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