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この本は、もっと効率的に時間を使う術を教えてくれる本ではありません。
自分にとって大切なことをする時間を増やすための本です。
私の実体験も踏まえて、この本を紹介します。
この本を読んでほしい人
- 現在、忙しくて自分のやりたいことができていない人
- 時間の使い方を見直したい人
著者紹介
ジェイク・ナップ
Googleで、あらゆる仕事を最速化する仕事術を生み出し、Gmailの改良に大きく貢献。
ジョン・ゼラツキー
Youtube、Googleなどのテクノロジー企業でデザインリーダーを務めていた。『SPRINT 最速仕事術』も執筆。
お二方とも、超有名企業Googleに勤務されていた、超優秀な方々です。そんな方々が書かれた本書は、一体どんな内容なのでしょうか。この時点で気になりますよね。
本の要約(冒頭をざっくり)
なぜ毎日忙しいのか
著者は、
- 多忙中毒
- 無限の泉
が時間を奪う2つの大きな要因だと述べています。1.の多忙中毒は、忙しいことが正義という風潮です。2.の無限の泉は、Youtube、Instagram、Tiktokなどのコンテンツが絶えず供給されるものです。

2.の無限の泉について、私は暇な時間についついスマホを開き、Youtubeを永遠にスワイプしまくってしまいます(笑)。みなさんもそんな経験がないでしょうか。
無限の泉の怖いところは、気付いたら1時間以上経っていた、なんてことになりがちなことです。時間を無駄にしたと気付いたときのあの気持ち(言語化しにくいですが)、何度も味わってきました…
無限の泉に時間を取られない仕組みづくり
著者は、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramを削除することで、無限の泉に簡単にアクセスできないようにしたそうです。かなりストイックですね。
そのうえ、自身が開発したGmailさえも削除してしまったそうです。
不安や孤独を感じるのではと思っていたそうですが、実際には開放感があったそうです。
メイクタイムの仕組み
時間を作る仕組みとして、著者は4つの事柄に言及しています。
- ハイライト:毎日最優先事項を決める。
- レーザー:ハイライトに集中して取り組む。
- チャージ:運動、食事、休憩により、体をケアする。
- チューニング:一日を振り返り、改善する。
これら4つのセクションの具体的な行動について、この本では87の戦略を紹介しています。詳細はぜひ本を手に取って確認してほしいです!
きっとあなたにぴったりの戦略が見つかるはずです!
私が本を読んで実践したこと
戦略09 予定を「ブロック」する
この章の中に、
毎日「自分のための時間」を確保する
という記述がありました。この一文を読んだとき、少し悲しい気持ちになりました。
それは、自分のための時間を過ごせていないと気付いたからです。当時、大学の研究室に通っていた私は、実験や後輩の指導など、やるべきことに忙殺されていました。1日10時間くらいは研究室にいたと思います。
家に帰ると、毎日ぐったりしていました。やるべきことばかりしていて、やりたいことをできていないという心理的ストレスが原因だったかもしれません。
そこで、この本を読んでから、毎日「自分のための時間」を確保する習慣を送ろうと考えました。私は読書が何より好きだったので、毎日朝8時に登校し、30分間読書することにしました。朝早いため、研究室にはだれもおらず、静寂の中読書に没頭できました。

日々の忙しさは変わりませんでしたが、毎日やりたいことをできているという満足感は得られました。朝読書をする前の自分よりも心理的ストレスは小さくなっていると感じていました。
戦略14 「朝型人間」になる
私は、朝が苦手というほどではありませんでしたが、早起きでもありませんでした。だいたい朝8時に起きていました。
この本だけでなく、あらゆる本で朝活の良さを叩き込まれ(笑)、早起きすることを目標にしました。
具体的には、最初のステップとして、早く寝ることを習慣としました。それまでは24時に寝ていましたが、早寝を始めてから2か月ほどたつ頃には、22時には就寝できるようになりました。
早寝を始めたときは、22時でも目がさえわたっていました。そこで、風呂に入った後にブルーライトを浴びない(スマホ、PC、テレビを見ない)、部屋のライトを暗くすることで、少しずつ寝る時間を早めることができました。
早く寝ると、いつもより早めに目が覚めるため、早起きの習慣を身に着けることができました。

早起きをして時間を作り、自分のやりたいこと(私の場合は読書)ができたため、充実感が得られました。
まとめ
今回は、時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」を紹介しました。
どんなに忙しくても、自分の本当にやりたいことができていれば、それだけで幸福感を得られます。
- 現在、忙しくて自分のやりたいことができていない人
- 時間の使い方を見直したい人
はぜひ読んでみてください!
私に刺さった戦略を紹介しましたが、刺さる戦略は人それぞれだと思います。実際にこの本を手に取って、取り組みやすそうな戦略に挑戦してみてください。
皆様が、自分にとって大切なことが毎日できるようになることを願います。
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